夏休みに入ると子どもたちは学校に行かない。
保育園や幼稚園で預ってくれるシステムもあるそうですが。
みんながみんな保育園や幼稚園に行きたいわけじゃない。
行きたくない子もいるわけです。
主婦を中心に雇用すると決めたとき。
夏休みは学生の夏休み限定バイトで乗り切ろうと思っていました。
主婦は夏休みは子どもと過ごすからと決め付けていたのかなと振り返るとそう思いますね。
「夏休みも働きたいです、ここで。」と言われたときにはうれしくてうれしくて。
子どもを連れてきなと言ったものの。
さて、どうしよう…
まず最初に試したこと
これは院長の考えです。
まずは、お母さんのそばでと考え。
受付周辺で目の届くところで預る。
さらに患者さんの案内のお手伝いをさせようとも思っていました。
事務長は断固反対。
二階の控え室で子どもを見ていればいいとの意見でした。
とはいえ、院長である私の意見を通しました。
子どもに母親が働く姿を見せたり、お手伝いさせたかった。
子どもたちに学ばせようという考えでした。
3回ほどですね、子どもを受付周辺で預った時ですかね。
スタッフが帰った後、事務長が激怒。
「どこに行くのか見ていないといけない。
僕が病気の身だったら、子どもに案内してほしくない!!
気を使わないといけないから疲れるからね。
とにかく神経が磨り減る。
控え室でわしが面倒を見る。
まだやるなら、こっちにも考えがある!!」
事務長は体は小さいですが。
とにかく声が大きいから怒ると大迫力。
目がね、グワッと開くんです。
さらに、事務長はぬかりなく根回しをしていて。
みやこさん(母親)まで味方につけていました。
「あなたの理想を押し付けることとやらないといけないことは違う!!」
ビシッとみやこさんに言われました。
この人に言われると、何も言い返せない。
結果として、控え室で預ることにしました。
業務に差支えがあるというのと、患者さんに迷惑がかかってはダメですからね。
事務長に託しました。