ステロイドについてざっくり説明すると
・塗り続ける薬ではない
・2週間を目安にする
・塗っても治らないときは他の原因を考える
愛知県春日井市でかゆみ治療をしている、みやこ内科クリニックです。
ステロイドは、怖い薬というイメージがありますよね。
塗ると効果が出て、だんだん効かなくなって。
そして強い薬になっていく、そんなイメージがあるかと思います。
実際に「weak→mild→strong→very strong→storongest」とステロイドには段階があります。
ですが、改善しないので強くする。
このような使い方ではなく。
「これを塗ってもかゆみが治らない。
では、ステロイドでは治らないかゆみじゃないのか?」ということを考えます。
1、夕方から夜にかけて「かゆい」
2、入浴後に「かゆい」
3、汗をかくと「かゆい」
4、2週間外用ステロイドを塗ったけど「かゆい」
5、化粧水や乳液を塗ったら顔が「かゆい」
他にもありますが、よくある症状を5つピックアップしました。
ステロイドは
「一日二回ちゃんと塗ったら、二週間以内に皮膚を以前と近い状態に治してくれる。」
そんなお薬です。塗り続けて、皮膚を維持するお薬ではないのです。
二週間塗っても治らない。
その薬を塗っても治らない可能性があります。
じゃあ、どうしてかゆいの?
それは、アレルギーを起こしている可能性があります。
花粉症、ハウスダスト、PM2.5など。
アレルギー物質は数え切れないほどあります。
肌がアレルギーを起こしていても不思議ではないです。
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