子どもの頭痛・片頭痛でお困りの方へ

子どもの頭痛・片頭痛まとめ

・頭痛持ちの半数は10代~20代

・10代、20代で脳が発達するため

・ロキソニンでは効果が期待できない

子どもの頭痛・片頭痛の詳しい解説

日本には頭痛持ちの患者さんが850万人いると言われています。

 

そのうちの半数の約400万人が10代・20代ととても多い。

 

子ども特有の頭痛・片頭痛には特徴があります。

 

・部活から帰ったら頭痛がする

・朝起きたときから頭痛がする

・雨が降る前に頭痛がする

・月経前に頭痛がする

 

これらの頭痛の特徴は「浮腫(ふしゅ)」

 

つまりは、むくみが原因です。

 

どうして子どもはむくむのか?

10代・20代の脳は成長期。

 

どんどん大きくなっていきます。

 

大きくなっていく時には、脳を保護する膜や脳を覆う血管にも圧力がかかります。

 

脳を保護する膜や血管に圧力が加わることで「浮腫」むくみが発生します。

 

脳が大きくなる時の圧力が頭痛を引き起こしている。

 

ロキソニンを飲めばいいの?

痛み止めの代名詞「ロキソニン」を飲めばいいのか?

 

「頭痛にバファリン」ならどう?

 

この子ども特有の頭痛には、痛み止めは効果が期待できません。

 

原因が「浮腫・むくみ」です。

 

これを取り除くことが子ども特有の頭痛治療のポイントです。

 

 

子ども特有の頭痛の治療法

ここで漢方薬の登場です。

 

東洋医学では、この浮腫の状態を「水毒(すいどく)」といいます。

 

この水毒に対して、冬には「五苓散」が非常に重宝されます。

 

五苓散はお腹を守りながら頭痛に対しても効果を示す。

 

五苓散の特徴はこちら

 

漢方薬は粉薬で苦くて子どもに飲ませるのは大変って言われる方が多いですが。

 

みやこ内科クリニックでは、粉薬ではなく錠剤で出しています。

 

水毒(すいどく)に対して効き目を発揮します。

 

むくみを改善することで子ども特有の頭痛が和らぎます。

 

子どもの頭痛が和らぐといいことが多い

子ども特有の頭痛が和らぐと。

 

・部活動や運動に集中できる

 

・受験勉強に集中できる

 

・子どもの機嫌が良くなる(子どもの機嫌がいいと親のストレスも減ります)

 

といったいいことが増えます。

 

子どもが頭痛いってよく言ってるな。

 

それは成長期ならではのことです。

 

子どもが頭痛を訴えてくる方。

 

相談してください。

 

子どもの頭痛関連項目