事務長なりに子育て支援でやったこと

子育て支援が評価されていることの続きです。

 

事務長が子どもの面倒を見るといって最初にやったのは。

 

スタッフの子どもを集めてのバーベキュー大会。

 

子どもとの距離を縮めることが目的。

 

ここで事務長は8名の子どもの世話。

 

それはそれは大変だったそうで。

 

バーベキュー後

ジムチョーは仕事をしながら子守り。

 

子守りというより、見てるだけ。

 

教育や学習は家庭ごとにあるから余計なことはしない。

 

怪我をしないように見てるだけ。

 

あとは各家庭のルールを守る。

 

例えばスマホで動画を見せない。

 

お菓子をあげないなど。

 

ただひたすらに、見てるだけ。

 

子どもなんてのは勝手に何か始めるそうです。

 

かまわない方がいいくらいとも言ってます。

 

最初は将棋をやったり、オセロをやったりしたそうですが。

 

お互い疲れるから、かまわない方がいい。

 

それより必死に仕事をするそうです。

 

受付にいるスタッフが「子どもの面倒を見てもらって悪いな」って気持ちにならないように。

 

必ず一回は受付にあるプリンターに印刷物を送るそうです。

 

仕事できてるし子どもは邪魔してないから安心してってことだそうです。

 

なかなか粋な事務長。

 

 

お母さんのところに行こうとしたら。

受付にいるお母さんのところに行こうとすると。

 

「お前がお母さんのところに行くと、迷惑かかるってわからんか。

 

ここで我慢するんだ。

 

お母さんはここで働くのが楽しいと言ってくれてる。

 

それをお前のわがままで楽しくなくしていいのか。

 

ええんやな?お前のせいやからな。

 

ええんやな?ええんやな?」

 

これを幼稚園児や低学年の子が行かないと言うまで言い続けているから恐ろしい。

 

普通なら、ちょっとだけだよと連れて行ってしまいそうです。

 

事務長は子どもに合わせたりしません。

 

合わせられるわけがない。

 

ここで我慢を覚えさせるとのことです。

 

子どもこそ我慢させればええ。

 

ここで黙って待つくらい誰でもできる。

 

ここで待つくらいのことができなかったら。

 

このサバイバル社会をどう生き抜くねん。

 

というのが事務長の理論。

 

 

結果的に、子どもは泣くこともなく。

 

ま〜、事務長の前で泣いても無駄だってわかるのでしょう。

 

暴れることもなく、しっかりと待ってます。

 

お母さんが来たら、飛びついてますがね。

 

 

兄でもある私が言うのもおかしな話ですが。

 

事務長が仕事をしているのをそばで見ていれば。

 

結構な学びになります。生きる力はとても高い。

 

 

ちなみに事務長は、普段以上に仕事をこなすことにしているそうです。

 

真剣にやればやるほど、子どもは黙る。

 

子どもが騒いでいるってことは、張り詰めた空気がないからじゃない。

 

とふふんって顔をしながら言います。

 

決して、子どもがおとなしいとは言わない事務長でした。