秋・冬になると咳が止まらない理由
・1日の中で10度以上も寒暖差が出る
・乾燥している
・鼻がつまって口呼吸になる
このような理由で「秋や冬の咳は長引く」ことがあります。
子どもだと喘息性気管支炎、大人だと咳喘息という病名になります。
答えを言うと治ります。
ただ、市販薬や漢方薬では治りません。
むしろ、市販薬を服用すると悪化することもあります。
市販薬の咳止めだと「コデイン系」が入っています。
咳を抑える効果がある「コデイン系」ですが。
消化管の活動も抑えてお腹が張ってしまいます。
お腹の上にある横隔膜の動きを悪くします。
これが夜の咳につながります。
この夜の咳は医療機関を受診しないと治療できません。
医療機関を受診した際には
「咳が出て困る時間帯を伝える」
これを忘れないでください。
これで喘息性気管支炎や咳喘息の治療がスムーズにいきます。
もう咳で悩まされないで眠れるようになります。
咳はコントロールが大事です。
医師や薬剤師の説明を聞いて、自己判断でやめないようにしましょう。
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