遠くから「素晴らしいね」とキー高めで大きな声がクリニックに響き渡る。
弟でもある、ジムチョーの声。
小さいのにプレゼンでインパクト残すだけのことはある。
ものすごい声が大きくてよく通るんです。
飲食店で、「すみません」と普通に言ったら。
店中の人全員がジムチョーを見られたことがあってから。
最近は声を意識的に小さくしているそうです。
ただ、感情が高ぶると声が大きくなります。
「兄よ、ちょっと見て。」と渡されたのがこれです。
寒くなる前に大掃除をしよう。
という話をしていた記憶はあったのですが。
どこをやるのかを書き出してくれました。
みんな丁寧なのと、まじめなので手抜きをしない。
うちのクリニックはとても綺麗です。
それでも大掃除を考えて書き出してくれる。
ここがうちの強さです。
私が医療に集中できるのも。
ジムチョーがお勉強に集中できるのも。
みんなの力があってこそだとは思います。
ジムチョーは「すごいやろ、こんなことやってくれへんで。」とそれはそれはうれしそうでした。
そこまで感動できるのも才能よ。
私はそこまで感情を表現できない。
目をキラキラさせて喜んでいたかと思えば。
高ぶりすぎて、ちょっと泣いてるし。
言葉で言われるより、感情爆発させて喜んでるほうが。
やった方としてはうれしいでしょうね。
余談ですが。
昨日の朝にじいちゃんと大喧嘩して「おのれ、ボケーー!!」って叫んで自分の家から飛び出していったんです。
今日になったら感動してうれしそうにしている。
どういう思考回路してるのか、誰かに研究してもらいたいです。
ジムチョーほどではないですが、もちろん私もうれしいです。
スタッフのみんながクリニックのことを自分のこととして考えてくれるのであれこれ細かいことを言わなくてもいいのがうちの強さでしょうね。
ジムチョーは秘訣を聞かれて困っていますが。
本当にこれといって教育マニュアルがあるわけでもないです。
こういったことを、誰かが思いついたらみんながやってる。
それをジムチョーが感動して、なんかノートに書いてる。
ただそれだけです。