薬が効かない。
抗生物質、細菌をやっつけるための薬。
この抗生物質が効かない菌、スーパー耐性菌の発見が相次いでいます。
スーパー耐性菌とは
人体には影響がなく細菌にだけ害が出る。
それが抗生物質です。
今まではそれでやっつけられたのですが。
しばらく使っていると。
細菌たちが「あいつあれでやられたんだって。」と情報交換をして。
「ここを分厚くしておけば、耐えられそうだな」
と進化をします。
これが耐性菌です。
これを倒すために新しい薬を開発していったのですが。
また進化してしまい。
繰り返していたら。
「もう使える薬がない」
そう、どんな抗生物質にでも耐えてしまう。
「スーパー耐性菌」が誕生。
薬を使えば使うほど耐性菌が生まれやすい。
耐性菌が広がっていることが知られることがありました。
ブラジルの海にいました
記憶にも新しいリオデジャネイロオリンピック。
その海を事前調査していたところ。
カルバペネム耐性腸内細菌（CRE）が検出されたとニュースで流れました。
危険性は不明と報道されましたが。
海にいるくらい広がってしまっている。
この耐性菌に勝てる薬をと思いますよね。
作ったところでまた進化します。
じゃあ、耐性菌にはどうしたらいいの？
いつも細菌には触れています。
でも感染しないです。
インフルエンザの人がいたからといって。
みんなが感染するわけじゃない。
ノロウイルスや大腸菌のようなものは、口に少しでも入ったら感染してしまいますが。
細菌に触れても感染しないのは、人間には免疫力が備わっているからです。
細菌に負けない体を作る。
自分でやっつけてしまう。
免疫力をあげるためには。
自分の体調を管理することです。
体調を管理して、元気でいられれば楽しい。
スーパー耐性菌に感染する可能性もグンと減ります。
じゃあ、体調管理をどうすればいいのか？
青汁飲むの？
それもありです。
毎日運動するの？
それもありです。
どうやって体調を管理するの？
体調管理は人それぞれです。
夏になるとバテてしまう人もいれば。
冬になるとノドを痛めてしまう人。
秋の寒暖差に体調を崩す人。
春にストレスを感じる人。
などなど。
自分がどのようなときに体調を崩すのか。
これを分析して先に手を打つ。
夏バテするなら、バテる前に対処する。
冬に入る前に対処する。
これが予防です。
「この時期にこんなことで体調を崩すんですよ。」
こんな感じでお医者さんに相談してください。
病気になってからじゃなく。
病気に先手を打つ。
病気知らずで人生を楽しみましょう
みやこ内科クリニック
