【医療コラム】かゆいってことは耐えられないようにできている

スキンケアに力を入れている不思議な内科として名が広まり始めて。

 

毎日相談を受けています。

 

その中で多いのが肌荒れなど見た目の問題。

 

そして「かゆい」という相談。

 

そして多くの方が言う。

 

「かゆみ」なんかで受診してもいいのかなという悩み。

 

相談することをためらっていた方がとても多い。

 

その相談の中で一番印象に残っているのが。

 

「ドラゴンボールで、こんなのかゆいわ。と言ってるセリフがあって。

 

かゆいってのはダメージじゃないと思ってて。」

 

と、ダメージってと思いながらも。

 

ドラゴンボールの影響力ってすごさに驚きました。

 

理解してほしいことがあって。

 

かゆいのは、痛いの軽いものではなく。

 

辛い症状の1つだってことです。

 

かゆみは対策を間違えると、かゆみは増してしまう。

 

よくある勘違い

アトピーだからかゆいというのは少し違います。

 

アトピーは皮脂欠乏症で、ガサガサになりますが。

 

必ずかゆみを伴うわけじゃないです。

 

ガサガサになった肌が炎症を起こすとかゆみが起きる。

 

かいてしまうとまた炎症を起こし、かゆみが出る。

 

これで延々かゆみが続く日々が始まります。

 

かゆいってのは本当につらい。

 

最大の苦痛、寝れない。

 

寝れないからまた肌荒れを起こす。

 

ストレスも溜まるし。

 

肌にいいこと1つもない。

 

 

かゆみと痛みは同じ

小難しい話をするのが大好きなので少し私の時間を。

 

かゆみは痛いと感じる神経。

 

これを知覚神経と言いますが。

 

ここを通るので、かゆいというのは痛いのと同じです。

 

 

だから、かゆみは辛いです。

 

昼間よりも夜。

 

この「夜のかゆみ」を和らげること。

 

痛んだお肌を治療することの始まりです。

 

このかゆみをなくして、お肌を休ませる。

 

風邪なら寝ろと同じ。

 

肌荒れしているなら、寝て治す。

 

これが基本です。

 

塗り薬だけで改善は絶対とは言いませんが。

 

難しいです。

 

塗ってもかいてしまいますからね。

 

肌荒れの相談はいつぐらいがいいのか?

 

5月のゴールデンウィーク明けくらいです。

 

花粉が舞うのが落ち着いて、肌への刺激が少ない時期に入りますから。

 

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